太魯閣国家公園
台湾東部に位置する花蓮は、峡谷型国家公園に属し、峡谷の景観が有名です。勇壮な山と川の景色、長春祠、燕子口、九曲洞等の峡谷景観が豊かです。有名な白楊瀑布、清水断崖は太魯閣国家公園の地形の厳しさと地質の奧深さを表現しています。
天祥風景区
天祥は中横公路の東部分にあり、太魯閣から約19キロです。大沙渓と塔次基里渓はここで合流して立霧渓になります。渓の水は長年侵蝕、堆積を経て、多層の開けた河岸段丘地形を作りました。昔、太魯閣族がここに住み、「シュロ」という意味の「塔比多」と呼んでいました。のちに「文天祥」を記念して名前が付きました。この区のふもとは広く、飲食店、ホテル、バス停、駐車場、郵便局等何でもそろい、太魯閣国家公園峡谷で重要なスポットです。
花蓮海洋公園
広さ約五十ヘクタールの「花蓮海洋公園」は台湾で最初の海洋自然テーマパークです、山と海に挟まれ、景色が素晴らしく、台湾で指折りの総合レジャー楽園です。園内には八大テーマ、海洋村、海洋劇場、ブライトン海岸、海賊湾、カーニバル歓楽街、探険島、水晶城、海底王国等があります。海洋劇場ではイルカ、アシカ、サメ館等いろいろなパフォーマンスが見られます。水上飛艇海賊大航海の冒険の旅ができます。ここへ来れば、思い切りストレスを解消して、元の自分に戻れます。
美麗新観光スポット-慕谷慕魚
花蓮秀林郷銅門村は太魯閣族に「慕谷慕魚」と呼ばれています。ここを流れる清水渓は、優美な巨石の模様、澄んだ青緑色の深い淵、秘境のような渓谷景観で、「小太魯閣」の美名を得ています。
花蓮秀林郷木瓜渓の河岸段丘の銅門村には、銅門、榕樹の二つの集落があります。だいたい300年前、もともと南投春陽温泉に住んでいた太魯閣族が、奇萊峰、能高山を越え、秀林郷木瓜渓の河岸段丘へ来て開墾しました。慕谷慕魚(Mukumugi)は最初にここへ来て開墾した家族です。のちにここは銅が産出され、道が狭いので、「銅門」と改名されました。
七星潭
七星潭は花蓮空港の東側にあります。名前は潭ですが、実際には星月型の湾です。七星潭は花蓮新成郷東北角の海浜にあります。この砂浜は優美な弧形湾を形成し、海水がきれいです。もともとはただの静かな小漁村でしたが、自然環境に恵まれ、近年花蓮県庁が計画して、風景歩道、海辺亭台、観日月楼、賞星広場等の施設が作られ、旅行者は思い切り青い海、青い空の中でくつろぐことができます。
慶修院
花蓮の三級古跡吉安慶修院は、日本統治時代に建造され、唯一完全に残っている日本風寺院です。前身は日本真言宗高野派「吉野布教所」です。日本統治時代に移民してきた日本人の主要な信仰の中心であっただけでなく、医療所、教室および葬式法事所等各種機能を備えています。寺内に祭られている主神には弘法大師、不動明王および毘沙門天王があります。慶修院建築主体は日本伝統建造で、木構造を中心としています。屋根は日本式で、特別なのは四角銅板形式の「宝形造」屋面、および中開部屋が後ろに伸びた「布教壇」です。庭院内には草木が生い茂り、活気があふれ、静かで、禅意にあふれています。
和南寺
和南寺は花蓮県寿豊郷塩寮村にあります。上広下欽上人の法脈を受け継ぎ、東部の有名な仏門道場というだけでなく、仏教芸術の殿堂でもあります。1967年に開山住職の伝慶老和尚が山を越えてここへきて修行をして建設しました。仏寺は山と海に隣り合い、太平洋を俯瞰します。建築風格は素朴で、寺の後ろの青い山の上に黄色の造福観音像が建っています。伝慶大禅師と国際的に有名な彫刻家楊英風教授が協力して完成させ、国宝級の芸術大作ということができます。荘厳なお顔は、和南寺の精神的な象徵となっています。
鯉魚潭
花蓮県寿豊郷にある『鯉魚潭』は、花東縦谷国家風景区の最北端に位置します。木瓜渓と花蓮渓支流によって形成されたせき止め湖で、湖の面積は約104ヘクタールです。湖水は地底の湧水から来ていて、一年中澄んでいて、花蓮県でも、東台湾でも最大の内陸湖です。湖の優美な景色は、いつもたくさんの旅行者を呼びます。花蓮の有名な旅行スポットといえます。このほか、「鯉魚潭」は側面の山岳が鯉に似ているので、山と湖のどちらも鯉魚という名前がついています。『鯉魚山には鯉がいて、鯉魚潭の中で泳いでいる』ということわざがあります。
慈済静思精舍
静思精舍は慈済の出家人が修行するところです。静かさを重んじ、一般的な観光スポットではありません。ですから標識を作っていません。台九線195k附近で広安宮が見えたら、向かいの小道から入り、約300メートル前進すると駐車場に着きます。下車後、楓林の指示に従って、右に曲がって前進すると、灰瓦白壁の目的地に着きます。
松園別館
松園別館は民国32年に建てられました。かつては花蓮港「兵事部」オフィスでした。附近の「放送局」(現中広公司花蓮台)、「海岸ラジオ局」(現中華電信)と浄水場(現水道会社美崙浄水場)等のところと松林がつながり、視野が北浜砂浜の美崙渓入海口に向かい、高くて有利で、美崙渓の河口、花蓮港や太平洋海景が俯瞰でき、南浜海面に出入りする船と南空港から離着陸する航空機をコントロールしやすく、さらに針葉樹の陰が大きな傘のように保護するので、日本軍の花蓮での重要な軍事指揮センターになりました。終戦後、ここは国民政府軍隊が接収して、アメリカ軍顧問団軍官休暇センターになりました。その後、今まで行政院退輔会が管理しています。2000年に花蓮県政府は松園を「歴史風貌専区」に決めました。2001年に文建会「放置空間再利用」試行点の一つに選ばれ、「台湾歴史百景」に入選しました。
美崙山公園
美崙山は花蓮市平原にそびえています。昔は花蓮八景の-八螺疊翠でした。海抜108メートル、面積50ヘクタール余りです。東は青く広い太平洋に臨んでいます。美崙渓は西から曲がりくねって山のふもとを流れ、花蓮県民が朝夕に運動に行きます。 南の忠烈祠から、花蓮市区が俯瞰できます。美崙山生態展示館、科博館はホタル、カブトムシ、トンボ等各種昆虫の生態を展示し、ビデオを放映して、花蓮の各小学校の校外学習の場所になっています。公園の中には児童の遊び場があります。遊び場の後ろから登山歩道入口に入れます。ジョギング、散歩ができます。歩道の長さは約800メートルです。道の両脇には相思僕が生えていて、歩くとリラックスできます。
石芸大街
花蓮市博愛街と重慶路の交差点にある「石芸大街」は、「石芸術アイデア市場」と言ったほうがいいでしょう。合計3、40軒の店舗に、収蔵された石芸術珍品が並べられています。各種石器、石芸術、石彫刻、石壺器具、動物の形の置物、ネックレス、指輪、太魯閣族のガラス玉、本物そっくりの石彫刻クッキー、タバコとトウモロコシがあります!石芸大街へ来たら、アーティストと交流して、作品製作の過程を見て、石芸工業に理解を深めてください。
鉄道文化園区
鉄道文化園区は花蓮市の旧駅にあります。区内には日本統治時代の花蓮港出張所、鉄道病院、鉄道工務段、警務段と数多くの日本風宿舍、住宅等の建築物があります。百年風雨にさらされ、少し壊れていますが、台湾狭軌鉄道跡地の中で最も保存状態の良い地区です。 2002年、文化史作業者と現地住民が奔走して、文建会がこれら鉄道関連の建築物を花蓮県歴史建築に入れ、鉄道文化園区の修復工程に着手しました。